10分時間が空いたら、何をしますか?
と問われて、どう答えますか?
スマホを見てニュースチェックしますか?ゲームしますか?
多くはスマホで~するといった方が多いのではないでしょうか。
ぼんやり無目的に、というのが多いのではないでしょうか。
頭がいい人とそうでない人の差は、まさに、この10分での使い方にあります。
今回ご紹介するのは、本当に頭の良い人になるための「たった10分」の学習習慣。
有益な学びの方法として、是非取り入れてみて下さい。
1.本当に頭のいいひとは10分で、【疑問を持ち、考える】
東大生たちは、日常の些細な事柄に疑問を持ち、
そういった思考習慣によって教養を身につけているそうです。
その思考習慣をゲーム化したものとして、10分で出来る「思考法ゲーム」をご紹介します。
1.なんでもいいので、ひとつ疑問を持つ
自分がそのときいる場所で、いつもだったらわざわざ考えないような事柄に対し、疑問を持つ。
例)駅のホーム→「この駅で一番電車の本数が多い時間帯はいつか」
電車内→「動画画面についている車両はいくつあるのだろう」
2.疑問の答えを、10分間しらべる
スマートフォンによるネット検索でOK.
3.10分以内に答えにたどり着けたらゲームクリア
調べてもわからないものがあっても当然です。
10分で答えにたどり着けない場合はスルーでOKです。
その代わり、いつか答えにつきあたるかもしれないので、
疑問は覚えておきましょう。
大切なのは、「深く考える姿勢」「学ぶ姿勢」を身につけることです。
普段なら気にもかけない些細なことでも、疑問をもち、深く掘り下げて考えるーーーこれが学びの基本です。
人の集まるとこは、日常の疑問に出会いやすいそうです。
通勤電車はうってつけですが、リモートワークのため通勤しない人は、
気分転換がてら散歩をして、まわりの風景から疑問を探すのもいいかもしれませんね。
2.本当に頭のいいひとは10分で「紙に書きまくる」
頭のいい人は、思考スピードも速いものです。
ゼロ秒思考をご紹介しましょう。
ゼロ秒思考とは、「俊二に現状を認識し、瞬時に課題を整理し、瞬時に解決策を考え、瞬時にどう動くべきか意思決定する」つまり「悩む時間をゼロにする」思考のことです。
※元マッキンゼー勤務の赤羽雄二氏が提唱する思考メソッド
これを実現する方法として、頭に浮かんだことをすばやく書き出すという作業を
進めています。
手順は以下となります。
1.A4用紙を横向きに置き、左上にタイトル、右上に日付を書く。紙はコピー用紙でも裏紙でも良い。
2.タイトルの内容について、気になること、疑問点、次にやるべきこと、課題など頭に浮かんだことを1分
ひたすら書き出す。目安は4-6行 各行は20-30文字程度
3.1.2の作業を毎日10回(計10分) 行う。
移動中や空き時間など、気づいたタイミングで行えばよい。
ポイントはスピードを重視することです。
指定の分量を1分で書き出すというのは話すスピードに近く、普段各場合にくらべて、各段に速い思考が求められる
ということです。
ゆえに、思考速度向上の訓練になるのです。
実際にやってみるt、頭に浮かんだことをなんの吟味もせずにひたすら書き出した結果、
雑念だらけだった脳の容量が解放されたような解放感がありました。
スポーツを終えたような爽快感です。
頭のなかを軽くすることが、思考スピードのアップにつながる、ということが分かりました。
3.本当に頭のいい人は10分で「1冊本を読む」
3分の1リーディングを取り入れれば、10分で1冊本を読むのも夢ではありません。
上半分を読むことと、音読をしないこと。
これを取り入れてみてください。
主語は最初に来るので、段落の冒頭に来るし、
編集者が介在する本では、述語は主語と近いところに記述される可能性が高いです。
さらに目的語も含めた重要キーワードの7割が、上(左)の3分の1に入るからです。
音読をしないということは単語のまとまりごとに情報をとらえるよう意識すれば、音読読みをしなくて読めるようになりますよ。
4.本当に頭のいい人は10分で「復習」をする。
たった10分復習するかどうか、で頭に残る量は何倍も違うそうです。
9時間以内に復習することも肝心です。
記憶の保持率は、9時間以内に急激に低下してしまうためです。
記憶の保持率をあげるためには、覚えたつもりになっている「中期記憶」が残っている内に
復習をすることが肝心なのだそうです。
復習方法を深堀していきましょう。
「問題を解く」
「声に出して読む」
などのアウトプット重視の復習の方が良いそうです。
脳はアウトプットの回数で情報の重要度を判断するためです。
「寝る直前」
「勉強したあと何もせずに眠る」
も効率良く勉強を脳に保存できる方法です。