プログラミングを独学でやりたい、と言うあなたの気合はとても素晴らしいです。一方で就職や転職をしたい、ということになると必ずしも良い手段とは言えません。独学と言うと、お金もかからずコスパが良いと思われがちです。しかし、最終的にプログラミング独学は時間だけかかって挫折したり、就職できなかったりといった結末となりがちなのです。これらについて解説をしていきます。
１ プログラミング独学する気合は素晴らしい。
まず、プログラミング独学を考えている、もしくは実践し始めているあなたは素晴らしいということを申し上げておきます。何事も人任せにするのではなく、自分から積極的に学びにいく姿勢は大切で、必ずこれからも自力で解決すべく取り組む姿勢がとても大切だということを強調しておきたいと思います。
２ プログラミング独学で気をつけること
プログラミング独学で欠けてしまうこと、不十分になってしまうことがあるので、そこを解説していきます。
以下となります。
- 実践的なプログラミング学習の欠如
- 実績を提示できない（ポートフォリオ・成果物がない）
- 就職、転職サイトへの登録が手間
- 仲間の欠如
- 講師、プロの知り合い不足
大きく、以上５点となります。簡単に解説していきます。
１ 実践的なプログラミング学習の欠如は、独学ではそういった勉強が不足しがちです。独学で上達したいのであれば、サンプルコードの写経や、オリジナルアプリの開発がお勧めです。
２ 実績を提示できない これは、意識してポートフォリオを作成する機会を設けることが必要です。自分の作った成果物を残して、箇条書きで見せられるように、まとめておきましょう。その際は、ただのコピーではなく、自分なりの工夫したポイント、オリジナル要素が含まれていることが求められます。
３ 就職転職サイトへの登録は、スクールに通っていると補助してもらって進めることが出来ますが、独学ですとじぶん一人でやらなければなりません。積極的にじぶんを売りにいく姿勢が求められます。
４ 仲間の欠如 プログラミグを学ぶにあたって、仲間の存在で励ましあったり、教え合ったりで進みやすくなるといったことは多くあります。独学は挫折しやすいので、なるべくコミュニティに属するようにしましょう。
５ 本当に困った時は、仲間でも解決できません。講師や、プロのアドバイスですぐに解決し、さらに応用まで教えてもらえることがあります。
独学でも頼れる相談相手（メンター）を用意するようにしましょう。
３ プログラミング独学から、スクールを選ぶということ
プログラミング独学で気をつけることを述べてきましたが、独学を選んだからといって、それを貫き通さなければならないということでもありません。独学で、じぶんで考える！という姿勢をもつことは貫きつつ、スクールを選ぶということがかなり有効な、大成する手順だと筆者は考えます。プログラミングスクールに通えば、どうにかなる と思う人（頼り切ってしまう）ということは避けて欲しいのです。１００万円近い授業料を払って、無料のプログラミングサイトで学ぶレベルのことしか学べないスクール生になったことが私にもあるのです。ですから、その経験をあなたにはして欲しく無いです。 ぜひ、独学でじぶんでできることを極めた上で、それを補助する意味でスクールを選んでください。プログラミングで何をじぶんは作りたいのか！といったライフワーク的な視点を忘れないでください。